【車買取のリアル　1】　筆談

名古屋市守山区　亡くなったお父様の車査定ご依頼

遺産相続に伴い、査定のご依頼をいただきました。最初のアポイントを取る際にSMSでやり取りし、ご自宅にて査定。お母様、息子様も聴覚障害があるということで終始、筆談で会話させていただきました。事前に用意してくださいました車のアピールポイントのメモを用意されていました。

実際に車を診ると左リアフェンダーの板金交換がされており、著しく車の価値を下げざるを得ない評価となりました。大手車買取店から車を購入された際にはそんな説明はなかったと言われていました。大変ショックを受けられていましたが、「それでも長年大切に乗られていた亡きお父様のおクルマを手放すのは、とても寂しい気持ちです。」と仰っていました。

とても大切に乗られていたことも診て取れましたので、適正価格でご提示し、最終的には「対応も丁寧で良かった。名義変更も迅速にしていただいて感謝します。」と私へお任せいただきました。

査定をすると、オーナーさんがわからない修理歴があったりします。特に中古車で購入するとこういったケースはよく散見されます。ただ、ある一部の大手車買取店で購入された中古車は多い印象です。業者側の問題がある一例です。筆談での商談は初めてでしたが、亡きお父様へ思いを馳せることとなりました。